28日目
5月22日(金)
緊急事態はまだまだ続きます。次は25日に判断とちょっと刻んできたところを見ると、ほんとに早いとこ解除して経済回して欲しいんだろうな。
この投稿もこんなに長いことやるとは。ちょっと30日目を区切りにしようと思います。もし、30日目を過ぎても、「やっぱ書こうかなあ」って思っていたら続けますが。
結局ほとんどレスポンスもなく約30日。なんか感想とかあったら教えてください。
何かクリエイティブなことをする人のことをとても尊敬していますが、改めて自分がその端くれのようなことをやってみて、本当に大変なことだと痛感しました。才能なんて擦れた言葉で形容するのは恥ずかしい。
こんな眠る前の脳みそでたらたら打ったものが、そんな大層な形をできる筈がないんだな。本来ならうんうんと唸って何日も何日もかけて作り上げる。それでも納得いくものができるとは限らないのに。映像研の浅草氏の言葉を借りれば「魂を込めた妥協と諦めの結石が出る。」だ。昨日の投稿の前、今がこのことかと悲しみの中でしみじみしたが、いや何言っちゃったんだか。それほど力を込めたことをやってから言おう。やりたいとは言わないぞ、やるのだ。
♫「イン・ザ・サン・アゲイン」サニーデイ・サービス
27日目
5月21日(木)
今日はこれを書くまでに、5.6回書き直してそれでもいい文章が書けなくて、結局全てさらにして今に至るのですが。
説明くさいし妙に変わった感じで書こうとしてる感出過ぎてるし、書いて読み返すと辛いもんです。あれ、これは一発書きがテーマだったのにな。昨日、エッセイストになりたいとかなんとか書いてしまったもんだから困ったよ。
♫「可愛いアイシャ」スティーヴィー・ワンダー
26日目
5月20日(水)
「エッセイスト」っていう肩書きあるじゃないですか。
でもなかなか「エッセイスト」単独の肩書きの方っていないと思って。大抵「小説家でありエッセイストの」とか「〇〇評論家でエッセイストの」とか、はたまた「エッセイスト。〇〇ブランドのプロデューサーとしても活躍」とか。
きっとなにか秀でたものがあり、そこで活躍している人が実は面白い文章も書くぞ、ってことになって雑誌のコラムにエッセイを書くことになる形が多いんでしょう。
だから私の理想(妄想の中での)のコースは、なんらかで注目されてひと山あってから、エッセイストとして落ち着くという人生。
最近ラジオで知ったしまおまほさんの肩書は、「イラストレーターでエッセイスト」。それでラジオの準レギュラー的ポジションでコーナーやっている。めっちゃ最高じゃん。
エッセイって、小説や詩歌よりも作品性は薄いし、ニュース記事や評論文のように実用性も少ない。どちらかというと私的な文章になりがちで、日記やひとり言との境界は曖昧。けれども反対に言えば、エッセイとは全ての要素を併せ持ち絶妙なバランスで立っている。
平行棒の上でにこにこしながら片足で立っているイメージ。肝心なのはにこにこしてるってこと。すっごいフランクなのに文章としての流れがめちゃめちゃ綺麗で。ときにお茶目。で刺激的。そんなエッセイはとても素敵。
実際に書こうとするのはなかなか難しい。「書こう」とすればするほど出てこない。しょうもない文の寄せ集めにしかならない。ふっと頭の中では滑るように展開していく気がするのに。文字に起こしていくと、驚くほどつまらなくて。言葉のチョイス、文字のチョイス、もちろん内容、構成力。エッセイストには頭が下がる思いです。
「エッセイスト。またゲストハウスを併設したセレクトショップのオーナーも務める。」とか、憧れるわあ。
25日目
5月19日(火)
我が家のフライパンは小さい。
のわりに普通の分量と同じ勢いで肉を焼く。
し、油もテキトーに入れる。(私はテキトーと適当を区別するタイプの人間である。)
と、とても油が飛ぶ。とっても飛ぶ。
ご飯を食べた後、片付けをする。
食器や調理器具を洗った後、無色透明なつぶつぶが浮いたコンロとコンロ周りを台拭きで拭く。シュッとスプレーして拭く。乾拭きをする。
床も拭く。スプレーして拭く。乾拭きをする。
台拭きを洗う。ぎゅっと絞る。繰り返してからキッチンハイターを垂らした水に浸ける。
台拭きを取り出しハイターを注ぎ切る。ぎゅっと絞る。匂いを嗅ぐ。微かに残る塩素の匂いに満足し、吊り棚下のフックにそれを干す。
雨ニモマケズを読み上げるような充実した後味。
♫「23:30」Perfume
24日目
5月18日(月)
聴いたことない曲聴くのちょー楽しいわ。
数日前までひたすらライブラリにある曲を聞いてたからその反動かな。ストリーミングに感謝。
RHYMESTER。有名でキャッチーなのしか知らなかったけど、99年のアルバムかっこいい。トラックがかっこいい。ずっと聴いてられる、そのなかのリリックが切れてる。
たまに仕事で出かけると、通常より全然早く帰ってきてるんだけど、めちゃくちゃ疲れる。眠すぎてダルすぎて動きたくなくなる。あ、雨のせいか。今日は。
こうやって日記を書くのは、在宅勤務が終わったら終わりだな。通常勤務になれば、この夜も“次の日のための睡眠”へのタイムアタックに戻る。
♫「敗者復活戦」RHYMESTER
23日目
5月17日(日)
はてなブログは1日にアクセスがどれだけあったかが分かるんですが、今日はいつもの3倍くらいになっててほんまに謎なんですが。何かあったんでしょうか。わかる人いたら教えてください。
星野源があげているプレイリストがとても良くて。そりゃ好きな人の好きな曲はいいですよね。
初めて聴く曲に「良い!」ってびびっとなる感覚は何物にも変えがたい。出会えた!ってね。今、この瞬間以前の私には全く存在してなかったものが、現れた!目の前で煙を立ててポンッと0が1になるような感じ。
大学生の今頃はいわゆる新歓の時期。そのときも同じ感覚があったな。新入生に話しかけた瞬間、その子と目を合わせて話し出せば、0だったあなたと私の関係が1になるのを感じて。それが結構楽しかった。楽しかったというよりかは嬉しくて、人としての喜びのような。根源的な幸福感がある気がした。
0から1にするのと、そっから10を目指すのは全く違うんですけどね。
新しい人との出会いってのが無いなあ。
会社の人とは出会ったが、もうすでに出来上がっていた役割の中に入っていった感覚なので、0-1ではなかった。
東京にはめちゃくちゃ人がいるのにね。なんらかのシステムにのっとってでしか、人との接点を作ったことがないことに気づく。悲しいかな。
♫「Cos I Love You」Tom Misch
22日目(2)
5月16日(土)
ゴッドファーザーPART3を観たのを忘れていました。
今回もマフィアの攻防はあるのですが、どちらかと言えばそれは新キャラの新世代の人が請け負っていて、メインは主人公のマイケルのひたすら苦悩、苦悩、苦悩。そんな印象でした。
この映画シリーズが、ゴッドファーザー2やゴッドファーザー3ではなく、ゴッドファーザーPART2やゴッドファーザーPART3なのは、その通りマイケルの生涯を描いた作品だからでした。マイケルは父のビトーと同じく日の降り注ぐ中で死んでいきました。誰かに殺される死ではなくてほっとしましたが、悲しいものですね。
そういえば3部作どのラストもマイケルが椅子に座っていました。一作目はマイケルが父に代わってボスとなり、ソファーに座り、その部下たちがマイケルに忠誠を誓ったシーン。二作目は兄を撃ち抜く銃声が響く中、家の椅子に座って湖を眺めるシーン。そして最後は庭の椅子に腰掛けたまま体が崩れ亡くなるシーン。
繰り返し見ればまだまだ発見があるのでしょう。
全てほぼ3時間の長い映画でしたが、この期に見といてよかったです。
もうゴッドファーザーの音楽しか知らない人間ではありません。
♫「心のなかの悪魔」くるり