21日目
5月15日(金)
音楽っていいね。歌はいいね。
学生の頃の合唱が結構好きだったなと思う。ああやってみんなで歌える機会ってもうないもんね。
カラオケに行きたくなるけど、カラオケ音源にがっかりするのが嫌だなあ。自分で演奏するのが最高の抜け道?すごい選択肢。
「ハケンの品格」を見ているけど、びっくりするぐらい派遣差別、女性はこうだよな。みたいなのが多くて驚く。確かに社会派ドラマという位置づけではあるけど、この露骨さは今やったとしたら寒すぎる。
それだけ社会も変わったし、私も意識が変わったはっきりとは覚えてないが、私も当時このドラマを見ていて、面白いと思っていた記憶がある。ぞっとするわ。こんな東海林主任の発言、絶対あり得ない、と今は思うのに。
今日、Twitterで流れてきた“お笑いのアップデート”についての記事を読んだ。
東野幸治「アップデートするべき」明石家さんまの問題点を指摘、時代の終わりを語る - wezzy|ウェジー
当の東野幸治さんのYouTubeは見てないし、その他芸人さんの具体的な例を実際に見ていない(岡村隆史さんのラジオは聞いた)ので鵜呑みにはしたくないが、十分考えるべきだと感じた。
アップデート。世知辛いというふうには私は感じず、セクシャリティは個人の大事なものでどうであろうと笑うものではないと思うし、結婚が絶対正とするのも違うと思う。「そういう時代ではない」というのではなく、「そうあるべきだ」と感じる。
それは私が今の時代を生きているからで、前の時代を生きていた人たちから見れば自分の当たり前が変わったのだからそう思ってしまうのだろう。私も何十年か生きれば、時代が変わったと嘆くかもしれない。大事なのは記事中であるように考え続けること。何故、変わったのか。どんな人がどんな思いで受け止めているのか。考えを止めてはならない。自分に戒めていたいし、上の人達に理解してほしい。そのために言葉を集めたい。
え?って顔をする腑抜けにはなりたくない。
♫「After the Love Has Gone」Earth, Wind & Fire
19日目
5月13日(水)
久々の早起き。月に一度の早起きの日。5時でも外が明るくて驚いた。寝坊したかと思った。もうそんな季節。
外していた革のスマホカバーがカピカピになっていた。気分転換で最近カバーを外していたのだが、今日ふと見るとカバーの角が乾燥し、まるで瘡蓋のよう。
「革は皮膚と同じだから、手の脂がいいのよ。」といいながら革の財布をすりすりしてたバイト先の主婦さんを思い出した。それまで毎日ずっと触っていたのに、外したおかげで全く触らなくなったからだろう。本当に手の脂って良いんだ。カバーに念入りにクリームを塗り込む。
バイト先の人たちは今どうしているだろうか。あそこには時給制のその仕事を主の収入源としている人がたくさんいる。一人暮らしの人だっている。ららぽーとは今も閉まっているようだ。
♫「ゆれる feat.田我流」EVISBEATS
18日目
5月12日(火)
明日は月一の早起きの日。しんどいなあ。
このままずっと在宅でいいのにって思いません?そうじゃない人には申し訳ないけれど。いつかは会社員辞めるぞって思ってたけど、このほぼニートみたいな習慣をつけてしまうといややっぱ会社員生活って、って思ってしまう。自力で生きる術を見つけなきゃなあ。見つけられぬ間に自粛期間が終わりそうで焦りがある。
逆に早いとこ会社に戻って元の生活に強制した方が健全かもね。
GW前くらいから、自分のスマホのライブラリにある曲をあいうえお順に聴いていってるのだが、今は50音が終わってアルファベットに入った「P」。
ちゃんと律儀に聞いているから、自由に好きな曲が聴けないわけで、べつにいいやって感じなんだけど、想像の倍以上時間がかかってる。しかもアルファベットに入ると洋楽が多く、それもテクノかインストがほとんどだからなんか陰鬱な気分になってきた。でも真面目だから最後まで聴き切ってやる!
いまだに電気グルーヴ解放されてないのくそ!
17日目
5月11日(月)
いつ辞めようか。そろそろ緊急事態も解除されるのかな。
アトロクというラジオ番組をよく聴くのだが、今日の特集も面白かった。「クイズで学ぼう!日本のクイズの歴史」。今はクイズの第3次ブームらしい。
ただの知識くらべではなく、問題文、出題傾向、大会ルール全てを一瞬で加味して早押しという駆け引きに勝つという何重にもなったゲーム性。読み上げられる問題文の一文字一文字単位(さらにいえば子音単位で)で、脳内で行われる取捨選択。さながら百人一首だが、その札は100では収まりきらない。すげえ。
クイズ研究会に入っていた後輩を思い出した。凄さを言葉にして言われて、改めて実感できた。
アトロクアフター6ジャンクション|TBSラジオFM90.5+AM954~何かが始まる音がする~は関東圏だけなのかな。毎度面白い特集があるから、とてもおすすめ。ラジオクラウドなら全国でも聞けるんかな。映画と本とアニメと美術展と、あとはプロレスとかアイドルとかとにかく面白いものが転がってる。
[追記として]
早押しクイズ内で行われる思考の方法が、フリースタイルラップするときのKREVAの思考法と似ていると宇多丸さんが言っていた。今有名な伊沢拓司もラップが好きらしい。そういえば、後輩もラップが好きでラップで遊んでいると言っていた。クイズとラップの思わぬクロス。
今日はまた面白いものが届いた。casa BRUTUS。
この本一冊で、美術館を梯子したときのような疲労感がある。情報量がすごい。
李禹煥と宮島達男は好きだって個人的に思ってたけど、日本を代表するようなめっちゃすごい人だったんだな。そりゃそれなりのところに作品を置いてるんだから当たり前か。うーんでも自分がいいと思ったものが、ちゃんと良いと認められているものだったというのは嬉しい。
今まで作品や作家に対する解説は美術館で読んだことはあるが、その人のインタビューは読んだことがなかった。どんな人なのか、その考え方が分かると、よりその作品の実存を感じられる。
また、著名人のコレクションについての記事を読むと、アートを買うということが少しわかった気がする。買いたくなった。美術館に行って非日常的に見るものでもいいが、そうではなく日常に置いておきたくなるアート。うちに飾っているポスターや写真もある種その身近なもののひとつで、私は全くその気がある。また、「気に入ったスニーカーや洋服を買うのと同じこと」という発言でとても腑に落ちて。いつかきっと買うだろうな。買いたいし。
この雑誌に出てきた[me]というチームの「景体」という作品がとても気になった。めちゃくちゃ好きだ。
波の美しさに触れたい。けれど波に触れようとすると、それは触れた瞬間水になってしまう。だから決して触れられない、とても美しいもの。
その波がそこにある。触れられる波がそこにある。永遠に消えない波がそこにある。
♫「Goon Gumpas」エイフェックス・ツイン
16日目
5月10日(日)
ゴッドファーザーPart2を観ました。ハッピーエンドじゃ無い映画の後味って難しい。全くきれいじゃなく射殺シーンで終わるのに、美しいラストだなと思いました。湖と夕日と、湖畔に佇む家と。銃声と苦悩の主人公。その画はとても美しいと思いました。
こんなに家族が死んでしまって、3はどうなるんでしょう。
作り置きがめちゃくちゃ増えていく。あれ作ろう、作らなきゃもたくさん。胃袋が足りない。
Perfumeが公開してたダンスレッスン動画、やってみたけど、やはり無理。難しいし、同じ動きをしてるつもりでも、Perfumeはなんでこんなに綺麗なんだろう。鏡なんて見れたもんじゃ無いです。
でもダンス風のことができて嬉しかった。ほんの一部にでも触れれるっていいですね。
ダンス習ってればというか、習っててもできる気がしない。ダンスできる才能と技術をまるっと私にプログラムして欲しい。むっちゃかっこいいじゃん。
♫「Retort(Vu Ja De ver.)」細野晴臣